ピルは女性ホルモンが減少する30代の不調に効果的

ピルというと避妊薬のイメージを持つ方もいるかもしれませんが、現在では女性の体の不調の際にも処方される一般的な薬となっています。
女性の体の不調というと更年期が代表的ですが、実は、本格的な更年期がはじまる前の段階にプレ更年期というものがあります。
プレ更年期は早い人では30代からはじまることもあり、頭痛や肩こり、疲労といった肉体的な症状やいらいらや気分の落ち込みという精神的な症状などが現れます。
しかし、こうした症状は病院に行っても原因が分からない不定愁訴として扱われてしまいやすく、なかなか改善しない不調は悩みの種となってしまい、最悪の場合、鬱状態を引き起こしてしまうこともあるほどです。
元々、30代は女性ホルモンが徐々に減少していきますので、ホルモンバランスが崩れ、20代の頃には感じなかった不調を感じやすい年代でもあります。
ですので、もしも、30代を過ぎてから、原因の分からない不調が続くという場合には、プレ更年期であることを疑って婦人科での診察を受けてみるとよいでしょう。
この時、必要とあればピルが処方されることは珍しくありません。
なぜなら、ピルには二種類の女性ホルモンが入っており、服用することで減少している女性ホルモンを補う作用があり、プレ更年期の不快な症状の緩和や改善に効果的だからです。
また女性ホルモンが減少する原因は、加齢による卵巣の機能低下ですので、ピルによって一時的に排卵を止めることで卵巣の機能の回復や機能低下を遅らせることが出来、女性ホルモンの分泌機能を向上させることに繋げることができるのです。
このようなことから、30代の不調に対してピルは非常に効果的な薬といえます。
ただし、不調の原因が必ずしも女性ホルモンの減少というわけではありませんので、きちんと医師の診察を受けて原因を明確にすることが重要です。